妊娠を妨げる要因とは?
妊娠を妨げる要因は複数考えられます。
*女性側:卵巣機能不全、卵管の狭窄、子宮筋腫、内分泌ホルモン異常、子宮内膜症など。
*男性側:無精子症、精路閉鎖、性交障害、内分泌ホルモン異常など。
(日本生殖学会より)
アメリカとイギリスの研究所による論文では『ストレスは妊娠を妨げる』と発表しています
『Stress Might Interfere with Conception』
http://consumer.healthday.com/…/stress-might-interfere-with…
【α-アミラーゼ】というストレス関連物質は、
でんぷんを消化するために唾液中に分泌されるものですが、
この値が高いと妊娠する確率が低下すると示しています。
神経系がストレス反応を
引き起こす物質【カテコラミン】を産生するときにも
【α-アミラーゼ】は分泌されます。
そのため【α-アミラーゼ】は、
身体的・心理的ストレスに対する身体反応の指標として利用されてきています。
実験では、
妊娠を試みる18~40歳女性274人を対象としています。
排卵周期をグラフ化し、
α-アミラーゼ値の高い女性と低い女性と比較すると、
α-アミラーゼ値の高い女性は妊娠する確率が低いことが明らかになりました。
全体的にα-アミラーゼ値が最も高い女性25%は、
最も低かった女性と比較して、
各周期に妊娠する確率が約12%低いと、
研究者は述べています。
近年、女性の社会進出がすすみ、ストレスを抱えている女性が増えています。
また、ストレスを緩和のためにアルコールやたばこに頼る人も多く、これらの物質も妊娠率を低下させます。
研究者は瞑想、バイオフィードバック法、ヨガ、社会的支援の向上などをストレス軽減に役立つのではと期待しています。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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