子宮と卵巣は自律神経に関係している
イライラしやすい人やPMSが強い人など、背骨全体が硬くなっている印象を受けることが多くあります。
それは脊柱は自律神経、特に交感神経に大きく関わっている場所だからかと思います。
反対に副交感神経に関しては、頭蓋や骨盤が主に関わっています。
女性ホルモンが正常に機能するためには、視床下部・下垂体・卵巣の3つが機能していないといけません。
その女性ホルモンに関係している視床下部は、自律神経も支配しているのでこれら2つは大きく影響しています。
女性生殖器である子宮は、副交感神経にを介して調整されており、
卵巣に関しては、交感神経の役割が強いとされています。
つまり、女性生殖の十分な機能を果たすためには、交感神経と副交感神経どちらの働きも不可欠といえます。
交感神経は胸椎のすぐ横だったり胸大動脈のすぐ前を走っています。
そのため、胸椎に偏移があった場合、その近くを通る交感神経にも影響がでることが予想されます。
なかなか自律神経の働きをすぐに実感することが難しいかもしれませんが、
脊柱の動きが出て姿勢が変化することで、気持ち的な変化も実感することができると思います。
気持ちが前向きになるために、身体から変化を起こしてみてはいかがでしょうか?
私たちセラピストには、そのお手伝いができるのだと思っています。
【脊柱の体現する機能解剖と治療展開】
仙骨や尾骨を含め、脊柱は身体の中心に位置しています。重力に対して脊柱がどのように存在しているのかを考え、機能を知っていくことで治療が変わります。
呼吸、自律神経、二足歩行をするにあたり、この脊柱が発生学的にどんな変化を辿り、どのように在るべきなのかを一緒に探求していきましょう。
〔お申込み〕
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〔開催日〕2016年11月20日(日)
〔時間〕10:00~16:00
〔会場〕墨田区内
〔受講費〕12,960円(税込)
〔定員〕36名
〔参加者〕女性限定 PT,OT,ST,Nrs、その他セラピスト