上肢位置によって骨盤底筋群の働きも変わる?

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骨盤底筋群は単体で働くのではなく、多くは横隔膜などほかの筋と協調して働きます。

妊娠中期~後期には子宮が増大し、横隔膜が圧迫されて深呼吸が行いにくくなります。
また、子宮など内臓の重みを常に支え続けているため骨盤底筋群も脆弱しやすくなってしまいます。

横隔膜や骨盤底筋群が十分に機能しにくい状態の場合、呼吸も深く行いにくくなってしまいますが、胎児の成長や母体のエネルギー供給のためには酸素は必要不可欠ですよね。

その場合、呼吸補助筋がより作用しやすい環境であったら息苦しさも少しは軽減するかと思います。

一般的には呼吸筋と呼ばれていなくても、上肢には吸気をサポートする筋肉がたくさん存在します。
また、上肢の位置を変化させることによって、腹腔内圧を一定に保ち腹壁の緊張を解き、横隔膜の収縮効率が改善するという報告もあります。

ダッシュしたあとに、前かがみになり膝に手をついた経験があるかも多いのではないでしょうか。
また、呼吸器疾患がある方は、仰向けで寝るのではなくテーブルに手をついた状態で休んでいることを多く見かけます。
それは上記の理由によって、横隔膜の収縮効率を無意識に改善していく方法を取っていることになります。

横隔膜の収縮効率が改善することで、協調して働いている骨盤底筋群にも影響を与えることが考えられます。

妊娠中の息苦しさを訴える方に対して、その時の対応の仕方や日常生活での注意点などをお伝えすることで息苦しさの軽減だけでなく、骨盤底筋群などへのアプローチにもつながるのと良いですね。

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