妊婦の冷え性と早産の関係

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こんにちは!
女性のリハビリテーション研究会です。

本日は、妊婦の冷え性と早産の関係についてです。

 

早産とは、
在胎週数(真の妊娠期間+2週)が22~36週で出産することを言います。

 

古来より、日本では保温のために
腹帯を着用する風習があり、
冷えていることは妊婦にとって良くないと感覚的にとらえられていました。

 

近年は、周産期医療の進歩に伴い
分娩時の異常の減少が著しい中で、
早産は増加傾向にあります。

 

ある研究では、
早産であった人のうち冷え性がある女性の割合は約7割であり、
妊娠中に冷え性がある女性の方が有意に早産になることが示唆されています。

特に妊娠後半に冷え性である女性は、そ
うでない女性に比べて約3.5倍であったそうです。

 

冷え性の妊婦は、体内の循環不全のため、
免疫力や抵抗力、自然治癒力が低下します。

 

冷え性によってこれらが低下することによって、
膣の自浄作用が低下し、
絨毛膜羊膜炎等の感染が起こると、
細胞から血中にサイトカインが放出されます。

 

サイトカインは、
子宮収縮作用のあるプロスタグランジンの分泌を促す作用があります。

 

つまり、感染によって細胞から血中にサイトカインが放出され
プロスタグランジンの濃度が上がると、
陣痛や子宮収縮が起こって早産を引き起こすことがあります。

 

その他、妊娠後半に冷え性があった女性となかった女性を比較すると、
冷え性の女性の方が妊娠後半のストレスや不安において
優位に大きくなっているとされています。

 

自然出産において、
女性に本来備わっている「産む力」
胎児が持っている「生まれてくる力」
最大限に発揮させるためには、
分娩に向けての身体づくりがとても大切となってきます。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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